コミュニティバス「こみち」 廃止
- 乗り物
高岡市の中心市街を走っていたコミュニティバス「こみち」が廃止されました。当バスは富山市民の日常的な移動手段となるよう、2001年に運行が開始されたバスです。高校生以下の子供と65歳以上の方は100円で乗車でき、気軽に利用できる点も魅力のひとつでした。また、中心市街地へのアクセスの利便性を向上させることにより、市街地の活性化にもひと役買いました。車両やバス停は古き良き街並みに合わせたデザインで、風情あるものでした。しかし、乗客の減少や車両の老朽化により、2018年3月31日をもって全線廃止される運びとなりました。17年の歴史の閉幕です。街中を走る「こみち」をもう見ることはできませんが、市民の足となり、親しまれたバスは地域住民の心に残っていることでしょう。(2018年5月執筆)