下関南風泊市場 閉鎖

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下関の名物といえばふぐが思い浮かびますが、下関南風泊市場(山口県下関市彦島西山町4丁目11-39)は下関のふくが一手に扱われる市場。日本で唯一の「ふぐ専門卸売市場」です。基本的に競りは非公開ではあったものの、公開される日もありふぐがずらりと並ぶ姿はかなり壮観だったようです。また2月9日の「ふくの日」にちなんで「ふぐイベント」が開催され、多くの人が足を運んでいました。卸売り品の購入や大抽選会、ふぐ鍋を味わえるなど、下関の海の幸を楽しむことができる1日でした。しかし、南風泊市場は老朽化が進んだことから2018年10月16日で閉鎖し、44年の歴史に幕を下ろしました。現在は移転した上で業務を行っており、南風泊に戻ってくるのは2022年度の予定となっています。「南風泊(はえどまり)」という不思議な地名は、船の停泊に便利なことからついたとも言われています。戻ってくる日が楽しみですね。(2019年2月執筆)

 

 

 

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