Final 2022年1月10日 記事赤穂海浜公園 観覧車 解体/取壊のイメージ画像 History 33年

赤穂海浜公園 観覧車 解体/取壊

  • 乗り物
  • 娯楽施設
  • 商業施設

2022年1月10日。兵庫県立赤穂海浜公園(兵庫県赤穂市御崎1857-5)の観覧車がその運転を終えます。33年間に渡り地域の人々に笑顔を届けてくれたこの施設は解体され取り壊されます。

この地に観覧車が誕生したのは1989年のこと。遊戯施設「わくわくランド」の開業に足並みをそろえる形で運転を開始します。6人乗りゴンドラ36台を擁し、12分程度をかけて一周します。赤穂御崎の景勝地や瀬戸内海の小豆島などを一望でき、設置以来地域を象徴する施設として長きに渡り活躍してきました。ただ近年は入場者数の減少傾向にあり、保守修繕費の観点等も総合的に勘案して解体撤去されることになりました。

「かつてここは赤穂の塩田だった場所です。歴史ロマン溢れる場所ですし、現在では大きな敷地に沢山の施設を有する公園です。親子連れが一日楽しめる赤穂海浜公園を象徴するのがこの観覧車だとおもってます。うちの子供はこの公園で塩作り体験をして観覧車に乗るのが大好きだったので、解体はとても寂しいです。でも多くの思い出を頂きました。運営に携わった方々に心よりの御礼を申し上げます。」兵庫県在住の家族連れのお母さんの言葉です。

多くの人に温かい思い出を与えてくれた観覧車です。ゆかりのある方は一度現地に足を運んでみてはいかがでしょうか?それがこの観覧車との最後のお別れになることでしょう。

(2021年12月執筆)

 

広大な公園を象徴する施設でありました。

 

多くの人の沢山の思い出を詰め込んで、その歴史の幕を下ろします。

PHOTO:PIXTA

 

同じ都道府県の記事

同じカテゴリーの記事

ファイナルアクセス会社サイトはこちら

残り日数で探す

記事ランキング※24時間以内

Final Access Books

注目コンテンツ これが最後です

都道府県から探す